コラム【フランス勘違いかぶれ日本人のこと】

コラムフランス勘違いかぶれ日本人のこと

フランス勘違いかぶれ日本人のこと

(パリにて)

オブニで募集していたフランス人のアパートが安くて、そこに移った時のこと。
そこの大きなアパートメントの一室には、既に半年ほど住んでいるという日本人の女性がいた。

その女性は、フランス語を習得するための留学中という事で、それは構わないが、「自称フランス好きのアメリカ嫌い」というやつで、それ自体もどうでもいいが、勘違いフランスかぶれには、相当の迷惑をこうむった。

例えば朝、キッチンで話をするとき、私はフランス語ができなかったので、大人しくしていたら、その日本人女性が「こういうときには何か話したりして、コミュニケーションをとるものよ。あなたも会話に参加して」とせっつく(日本語)ので、仕方ないから英語で、今日の予定などを話しはじめたら、とたんに私の話をさえぎって、「あなた、英語で話さないでよ。」と、こうだ。はあ???フランス語で話せないから、英語対応のアパート借りた筈なんですけど???−で、黙っていると、又しても「黙ってないで、何か話したら?」。・・・その「何か話したら?」を日本語で話さずにフランス語で言ってみろ、このヤロー。


彼女曰く、「ここはフランスよ。フランス語で話さないと、失礼じゃない?」。そんなことわかってんだよ、馬鹿。だからフランス語必須のアパートに応募しないで、英語OKのアパート探したんだから。

つまり、勘違いフランスかぶれ日本人。

まあ翌日には、出て行きました。フランス人だけでもやっかいなのに、勘違い日本人の相手までしていられるかい。

このことをフランスの友人にぐちったら、「アメリカかぶれの日本人やら、フランスかぶれの日本人。いずれにしても勘違いで、馬鹿だね。そういう人に限って、日本史の一つも話せないんじゃない?」

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