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■牛込中央通り・・・神楽坂の通りと平行して走っている市ヶ谷よりの通り。
　　　　　　　　　　　　　 口コミで有名な「ビストロ・バーブ」を検証しました。

戦略的、という意味で、興味深い店です。

ランチには、最低でも1,950円みる必要がある。

ランチは、 前菜＋メイン＋デザートで1,600円、
なんですが、飲み物が付いてません。

そしてデザートが、絶対に飲み物が欲しくなる
ような、「こってり系」を出してくるんですわ。

店の陰謀ですね！＾＾；

ランチの値段が1,600円である事については、
量が二人前あるので、高いとは言いにくい。

半分の量にして1,000円のランチ作れば？
と思うのは客だけで、店の目的は、一人当たり最低2千円取るにはどうするか？だと見た！

他の店と比べて一番違ったのは、付合せの
フレッシュサラダが、主役のように美味しい事。
ずば抜けてた！

オードブルは、メニューにある５，６種類の他、
その日の用意として更に4種類位あるので、
オードブルだけで10種類位は用意がある計算になります。ーこれは偉いですね。

メインはご覧の通り、ステーキは一枚ではなく
二枚出てきて、付け合せの野菜もたっぷり。

満腹感は高く、腹持ちも良いです。

量はフランス式、味付けは日本風、って感じ。

悪い意味ではありません。
日本人の口には合うと思います。

ぶっちゃけお醤油味ですが、ここ日本だし、
お客さんは皆近所のおばちゃんなんだから、
これでいいんじゃない？

※特筆事項

ナイフとフォークが女性に優しい小さめサイズで華奢。欧米人と違い、手の小さい日本人には、大変使いやすい大きさかと思います。
ターゲットをよく見ているな、と。戦略的〜！

太くて強い甘味が特徴の、下仁田ネギのスープを前菜に出すと言う。

一体どんなのが出てくるのかと思ったら、本当にお葱の味がたっぷりするポタージュで、すごく美味しくて仰天。
うーん。
不覚にも、唸ってしまいました〜。

2枚並んだ“ハラミ肉のステーキ”を崩すと、下からごろごろごろごろ野菜が出てきて、
食べたー！って感じになります。満腹感はかなり。

お肉はかなりスジがあって、ナイフで切っても切ってもなかなか切れなかったけど、
肉そのものは柔らかかったし、値段も安かったから、まあ妥当なラインじゃないかと思いました。

ランチはデザートまでついてますが、飲み物がついておらず、これがまた、絶対飲み物が欲しくなるような、こってり系のデザートだったりして、絶対に確信犯ですね。350円〜400円追加。

つまりは、2千円のランチになるわけです。まあでも、最初からビジネスランチを狙ってないので、
そう考えるとかなりお安いという事になりますか。昼間からワイン飲んじゃってる暇そうなおばさん
で、店内はいつも満員です。

あと、本店は夜、コース料理のみになりますが（そういう意味ではビストロと言えない）、
近所にもう一軒、ビストロ・バーブがあって、こっちは本当に夜もアラカルト出すのですが、
パテとか、他の料理も、美味しかったです。

ちなみにサラダは、素材＋塩コショウだけで勝負してました。これは本当に美味しかった。