・なんと言っても、このデザイン！肩から流れるような紅葉っぽい花柄のシルエットがとても印象的なパンジャビ・ドレス。
　色は、シックなサンドベージュ。そこに刺繍＋アップリケ（花の部分がベージュの）＋スパンコール。
　ドレスに対する刺繍の位置配分が計算しつくされたバランスの良さが光っていると思うのですが、如何でしょうか？
　上品でクラシックな雰囲気を持ちます。他のパンツなどとの相性も良いタイプなので、普段使いでも活躍の場が多そう。
　しかも、他の人にはちょっと真似の出来ない、輸入品ならではの個性が光る一枚です。
　生地は、写真だと、多分ぱりぱりして見えます？こう見えて、とても柔らかいのですけど。
　サイズ的にも多分着易いと思うので、かなりお薦め。（このシリーズ全般にお薦め。）

★パンジャビドレス（パンジャビスーツ）って、何？

元々は、インドのパンジャーブ州の民族衣装でしたが、現在はインド全国で着られている最もポピュラーな服。
トップス（クルタブラウス）と、パンツと、ストール（チュンニ、もしくは、ドゥバッタという）の3点からなります。
パンジャビドレスは、別名サルワール・カミーズとも言いますが、カミーズ＝ブラウス（トップスのクルタ）の意味。
サルワール＝ワイドタイプのパンツの意味で、これに対して細身のパンツを、チュリダール・タイプと呼びます。
（パンツのウエストは大抵、無意味に太いです、べらぼーに太い。それを紐でキューっと絞って着るのがインド式。）

知人のM（インド人）によると、だぶだぶしてるのがパンジャビドレスで、アオザイみたいにボディフィットした形になってる細身のものが、サルワール・カミーズであり、パンジャビとサルワールカミーズは違う、という人も居ます。

若くて細い女性は、大抵パンツが細身のチュリダールで、ボディフィットするような感じで着ていますね。
既婚者は、サリーを着てる人が多いですが、それ以外に、ワイドタイプのパンツのパンジャビドレスを着てる人も多いです。まあ、子供を持つと、何処の国に限らず、体は少し丸くなりますからね。

珍しいタイプとしては、ベルボトムというか、パンタロンのようなパンツも、ある事はあります。これは少数派。

また、インドでは、袖口は腕にぴったりさせて着るのが普通なので、日本人には袖が少し窮屈に感じます。

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